はじめに
現在日本には、国家資格だけで1200種類以上、民間資格まで含めると3000種類以上の資格・検定試験があります。このような多数の資格があるわけですから、この中から自分にピッタリのものを見つけることはそれほど容易なことではありません。
そこで、まず自分の興味の持てること、身近なことからはじめてみるのがよいでしょう。「勉強が趣味」という人は別ですが、ほとんどの人はできる限り楽に合格したいですよね。難関といわれる資格に合格している人の陰には、途中で挫折して勉強をやめてしまったという人がその何倍もいるものです。せっかくの資格試験の勉強も、「合格」という最終目標まで到達しなければ全く意味がありません。ということで、自分の中で「これならば継続して努力することができそうだ」というものを選ぶことにしましょう。
具体的基準
具体的には、以下のような方法が考えられます。
●自分の仕事・業務に直接かかわる資格を選ぶ。これならば基礎知識があるし、社内でのキャリアアップも望めるので、続けられる可能性が高い
●自分が休日にやること、空き時間にやることに関する資格を選ぶ。これだと、休みの日を勉強に費やしても苦痛にならない。
●自分の好物(飲食物・スポーツ・ゲーム等)に関する資格を選ぶ。「好き」を「資格」という形にまで結びつけることは大きな意義がある。
まとめ
有名な国家資格だけが「資格」ではありません。「ちょっと変わった所持資格のことから取引先の人と話が弾み、商談がみごとに成立した」等という話は、最近私自身もよく聞きます。挑戦する資格を決める際には、まず現在の自分をよくよく分析した上で、資格試験のガイドブックをみてみるとよいでしょう。何せこんなにたくさんの種類があるわけです
から、自分にピッタリの穴場の資格だって、きっとあるはずです。
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