はじめに
現在は「資格社会」であり、どこの雑誌を見ても、「資格」「資格」とさまざまな情報が掲載されている。それだけ「資格」に対して人々の関心が集まっているということである。その中でも「異性にもてる資格」があればいいなあと思っている読者は多いはずだ。そこで今回、私の独自の観点から、異性にもてるであろうと思われる資格をいくつか紹介することにする。
1.保育士
「保育士」は、最近男性の志願者が増えたため、「保母」から名称が改められた資格である。保育士の養成学校に通学して取得するのが一般的であるが、都道府県単位で実施される国家試験に合格することによって取得することもできる。
保育士の場合には職場には女性が多く、保育園に子供を預けに来るのもほとんど女性であるから、男性にとってはチャンスがたくさんあるであろう。
また、女性の場合も、自分の子供好き、家庭的な面を他の男性にアピールすることができる(保母さんは男性から見ても魅力的である)。さらに、保育士は障害者施設や老人福祉施設などでもニーズが高いので、再就職にも有利な資格の一つである。
2.あんまマッサージ指圧士
「あんまマッサージ指圧士」は、人体の幹部に手や指、器具などを用いて血行をよくしたり、コリをほぐしたりして、患者の痛みを和らげる療法の専門家である。この資格を取得するためには、3年以上養成施設で勉強し、卒業後に国家試験を受けることが必要である。あんまマッサージ関連の仕事は今後とも需要がますます高まるものと期待されている。
男性にとっても女性にとっても、お互いのつぼを刺激し合うなどの面で、スキンシップを分かち合うことができるため、本資格も「異性にもてる資格」の一つといえよう。
3.アロマテラピー検定
これは、1999年度から新たに実施された検定試験である。1級と2級があり、1級の合格者には、さらに上位の資格への挑戦権が与えられる。
アロマテラピーに関する知識を有する男性は、女性にとっても共感が持てる存在であろう。逆に、男性の目から見ても、アロマテラピーを使って家庭内で気を配ることのできる女性は魅力的といえよう。
4.家庭料理技能検定
調理に関する資格であり、1年に1回(9月または10月)実施される検定試験である。試験は、プロの能力に近い1級から、りんごの皮むきなどが出題される初心者用の4級までの4つのレベルに分かれて実施されている。
自分の料理好きを資格という形で男性にアピールしようという女性にとっては、最適な検定試験といえよう。また、調理のできる男性もこの資格を取って、彼女に自慢の一品を出してみると鼻が高いであろう。
5.小型船舶操縦士
近年のマリンスポーツや釣のブームにより、小型船舶を操縦し、女性を海上デートに誘う男性が増えてきている。このとき必要な船の運転免許が「小型船舶操縦士」である。本資格は1級から5級まで分かれており、受験者が多い4級は3日程度の講習及び国家試験の合格で取得することができる。
「ボートにでも乗りにいかないか?」と女の子を誘えるため、男性にとってはちょっとした自慢となる資格といえよう。また、女性としても、男性を二人きりで誰もいないところへと連れ出す絶好のチャンスを得ることができよう。
まとめ
一般的に言えば、「弁護士」や「税理士」、「公認会計士」、「医者」などいかにもインテリジェンスを感じさせる資格こそが「異性にもてる資格」であると思われがちである。しかし、これらの難関資格に限らず、資格を取って彼氏・彼女をゲットしようという人がこれから増えてくるかもしれない。
最後になるが、この記事を読んでいきなり資格を取ろうと思ったそこの君、君の考えはさすがに少し甘いかもしれない・・・。
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