現在の取得資格総数・・・・・380個以上(平成18年10月現在)
Webバナナ
テレビでやっていた「マジカルバナナ」をネット上で実現
スカッシュ
ボールを打ち返せ!
君は何回続くかな?
ブロック崩し
空から降る隕石をマウスで攻撃せよ!
X Shoot
マウスで遊べるゼビウス類似のゲーム!
Mad Shoot
インベーダーゲーム
どこまで続けられるかな?
Money
懐かしのバックルマンを思い出すスリルゲーム!
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はじめに

 高度情報化時代の到来により、パソコンが全国に普及し、いまやテレビとともに「一家に一台」の時代になってきている。就職や転職活動においてもワープロやパソコンができるのが当たり前であり、面接で聞かれても「ワードとエクセルを少々できます」という風に答える人がほとんどである。

 しかし、私自身の目から見れば、こうした人々の多くは会社側が要求する程度のパソコン能力を有するわけではない。つまり、企業側と応募者側との間でパソコン能力に関して大きなギャップがあるのだ。面接で落とされたくないために「パソコンができる」と答えている人がほとんどである。

 そこで、今回はパソコンに関するさまざまな資格を紹介すると同時に、企業が求める「パソコンができる」人の像を少しでも示したいと思う。皆さんもこれを参考にして、「就職でアピールできるパソコン資格」を取れるよう頑張ってほしい。




表1 英語に関する資格・検定試験一覧

資格名 検定名
情報処理・技術者 初級システムアドミニストレータ・第二種情報処理技術者・第一種情報処理技術者・ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリスト・アプリケーションエンジニア・システムアナリスト他
情報処理の検定試験 情報処理能力検定・マルチメディア検定・情報処理活用能力検定・CG検定・ディジタル技術検定他
ワープロ能力の検定試験 日本語文書処理検定・一太郎検定・MOS・キータッチ2000
パソコン能力の検定試験 パソコン検定・INAS・データベース検索技術者・MCP・MOT・CLP・CNE・CNA・IBM技術者認定
その他の資格試験 INPA・GPA・パソコン財務会計主任者・CAD利用技術者・DTPエキスパート・インターネット実務検定

 


情報処理技術者

 
情報処理関係で唯一の国家資格はこの情報処理技術者である。10種類以上の区分からなっており、四月・一〇月と年に二回実施されている。試験内容は受験する種目により異なるが、おおむね情報処理の一般常識や、プログラミングの基礎などからなる。大学生・短大生・専門学校生の多くは第二種又は初級システムアドミニストレータを受験している。
 
 近年は人気が高く、試験が難しくなったこともあり、これらの試験に合格していることは就職・転職において大きなアピール点になる。特に、SEをはじめとする専門職・特定職を目指す人にとっては必須の資格といえよう。しかし、一般事務職・総合職としてはここまでの能力が要求されているわけではなく、国家資格といえども思ったより評価が低いようである。転職や再就職を目指す人は、第一種及びその上の高度情報処理技術者を取得すれば大きなプラスとなる。
 どの試験区分も内容がある程度専門的であるので、独学だけではなかなか合格が難しい。過去に出題された問題を中心にそれなりの対策を練らなければならない。合格には相当な努力が必要であることはいうまでもない。


各種ワープロ検定

 
今やある程度できることが常識となっているワープロ。コンピュータ全盛時代の中、会社に入ってから覚えるという人を採用する企業は皆無である。その能力を表す指標となるのが「資格」である。

 ワープロの能力を評価する資格試験はたくさんある。しかし、試験によって「一級」「二級」「三級」で要求される能力が異なるため、あまり知名度のないものを受けても正確に能力を評価してくれないおそれがある。各種ワープロに関する検定の中で最も知名度があるのが日本商工会議所主催の日本語文書処理検定であり、この二級以上が取れると一定の評価がされる。

 就職・転職において、ワープロに関する検定試験を評価する際に注目されるのが、その資格試験がどれだけ実務を重視しているかである。「一太郎」を使わない会社で「一太郎検定」をアピールしてもほとんど評価されない。現実的に現在最も多くの企業で評価され、実務を重視しているワープロ検定試験は、次に述べるMOUSのワード部門であろう。


マイクロソフト社認定資格

 
日本の中でここ数年で一気にシェアを伸ばしてきたマイクロソフト社の製品。今や、ワードとエクセルを使いこなせることは常識となっている。どこまでできればビジネス社会においてパソコンを「使いこなせる」といえるかどうかの一般的基準を示しているのがこのマイクロソフト社認定のMOUS検定である。

 近年、受験者数が飛躍的に伸びているこの検定はビジネス能力を重視しており、文字の入力などの試験科目はないが、ソフトが使いこなせるといえるための最低限の能力があるかどうかを判断するにはもってこいの試験である。一定の努力をすれば誰でも合格することができるので、今後就職用の大きな武器となる資格試験に成長することが期待される。

 その他、マイクロソフト社認定の資格試験には、OS・ネットワーク用ソフトのプロともいえるMCP、パソコンスクールの先生にもなれるMOTなどがある。時間的余裕がある人は、転職、結婚後の再就職などの目的で取得しておいて損はない。


その他の試験

 
前ページの表にもあげたように、コンピュータに関する資格試験は、それだけで一冊の本が書けるほどたくさんある。だから、どれを受験するかを選ぶ前に、どの資格ならば評価をしてくれるかということをよく考えなければならない。  

 今回紹介したものの中では、文部省認定である情報処理活用能力検定(通称J検)、CAD利用技術者、CG検定、マルチメディア検定や、DTPエキスパート等は評価されるであろう。その他、CLP・CNE・IBM技術者認定などの専門的な資格を有していればかなり有利に取り扱われるが、これらはレベルが高いのでちょっと遠慮した方がよいかもしれない。


まとめ

 以上述べてきたように、総合的に現在一番といえるパソコンに関する資格試験はMOUSであろう。この試験こそが「パソコンができる」といえるかどうかを分ける基準となるものであり、採用する側でも最近評価が非常に高い。そこで、皆さんとしては、一般のワープロ検定を受験すると同時に、このMOUS検定の「ワード一般」「エクセル一般」に合格できるよう努力してもらいたい。来年、再来年になれば、MOUSに関する評価は更に上昇しているであろう。

 その他、結婚後の再就職や在宅勤務を考えている女性にとっては、パソコンに関する資格は必須となってくる。頭の柔らかい今のうちに、基本的な操作はできるようにしておきたいところです。

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