現在の取得資格総数・・・・・380個以上(平成18年10月現在)
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はじめに

 今の世の中、就職する際に、どこの業界においても、どのような企業においても評価される資格は、大きく分けてビジネス系(秘書技能検定・簿記検定など)・語学系(実用英語技能検定・TOEIC等)・パソコン系(日本語文書処理検定・初級システムアドミニストレータなど)に分けることができよう。

 この中でも、パソコン系のものに関しては慣れていない人は敬遠しがちであるし、パソコンオタクの人にはなかなか勝つことはできない。また、語学系に関しても、帰国子女や留学している人が多くなっていることから、この道でプロを目指し、自己アピールすることは難しい。

 これに対して、ビジネス系に関しては、今からでも誰もが自己アピールできる程度にまで到達することができる。就職する際に皆さんのライバルになる人たちのほとんどは大学生・短大生で社会経験がない人たちである。だから、ビジネスに関して帰国子女のように既に抜き出た力を持っている人はなく、自己アピールとなるレベルが他のパソコン系・語学系に比べてかなり低い。即ち、ちょっとした努力でアピールとなるレベルの資格を取得することができるのである。

 実は、ビジネス系の資格に関しては様々なものがあり、私自身もかなり所有している。あまりオタクっぽいものを取っても、その資格が知られていないことが多いため、意味がない。そこで、今回は数ある資格の中から、秘書検定・ビジネス法務実務検定・簿記検定・漢字検定の四つを紹介することにする。これらの資格ならば、ビジネス系資格として、どこの業界でも評価してくれる。ちなみに、私は現在これらの資格で実施されている最高級にすべて合格している(秘書検定一級・ビジネス法務実務検定二級・簿記検定一級・漢字検定一級)。




1.秘書検定

 
秘書としての資質・能力が問われる試験ではあるが、ビジネス社会における一般常識なども出題されることもあり、秘書を目指す人に限らず、ビジネス系資格における入門的資格の役割を果たしている。受験生の九割程度が女性であるが、男女を問わず受験することができる。

 試験のレベルは大して高くなく、地道な勉強をすれば誰でも合格することができる。市販の本だけでも合格することが可能ではあるが、予備校や学内講座で講座を受講した方が確実といえる。就職用には是非二級まで取得したい。

 筆記試験に関しては準一級まではそれほど難しくはないが、一級からはすべて記述式の試験になり、合格率も一段と低くなっている。さらに、一級・準一級では筆記試験の合格者に対して面接試験が課されている。実際の就職試験の前の腕試しとして受験するのも一手であろう。

 なお、秘書検定試験には、文部省認定の「秘書技能検定」と全国経理学校連盟が主催する「秘書能力検定」とがある。両者のレベルはほぼ同様であるが、知名度は圧倒的に前者の方が高いので、前者の方を受験した方がよいであろう。


2.ビジネス法務実務検定

 
 ビジネスにおける法律の知識が問われる試験であり、昨年から東京商工会議所の主催で実施されている。現在は二級と三級だけの実施であるが、来年以降は一級も実施されるという。今後とも知名度の広がりとともに成長が期待できるビジネス資格である。

 三級は契約や会社の組織に関する基本的な法律知識があれば合格することができるが、二級は実ビジネスとは少しかけ離れた面もあり、かなりの難関である。現に私の知り合いで二回連続して一点差で涙をのんでいる人もいる。現在は一級の試験が実施されていないこともあり、就職用としては、今のところは三級の取得だけでも十分と思われる。


3.簿記検定

 
経理の基礎である簿記の能力を問う試験であり、どのような会社でも必ず評価される。一定の計算能力が必要とされるが、きっちりと電卓で計算できる程度の力があれば合格が可能である。試験を実施しているのは日本商工会議所であり、現在一級から四級までがある。一級は税理士・公認会計士の入り口となるほどの難関である。就職用としては三級の勉強からはじめて、二級の取得を目指したい。

 なお、簿記検定には日本商工会議所が実施しているいわゆる日商「簿記検定」、全国経理学校連盟が主催している文部省認定の「簿記能力検定」、全国商業学校協会が主催する「簿記実務検定」がある。ただし、「簿記実務検定」はほぼ無名に近いので前の二者のうちいずれかを受験することになるであろう。前の二者の中では、「簿記能力検定」の方が少し易しいといえる(ただし、一級の上に上級があり、これが日商の一級レベルに相当する)。


4.漢字検定

 
一般常識ともいえる漢字の知識を問うものである。日本漢字能力検定協会の実施している「日本漢字能力検定」がもっとも知名度が高い。一級から七級までがあり、小学生から老人に至るまで広く挑戦している受験生の多い資格である。

 ワープロ文書が普及している現代社会ビジネス社会においても、漢字が正しく書けるというのは当然の前提である。就職用としては二級まで取りたいところだが、今年から新設された準二級でも一定のアピールとなるであろう。


まとめ

 以上見てきたように、ビジネス系の資格といっても様々なものがある。最も大きな特徴は、業種を問わずいかなる業界においても一定の評価を受けるという点である。まだ、業界研究が十分でなく、具体的にどこの企業に入りたいという希望がない学生であっても、取っておいて絶対に損にはならないのである。
 しかも、うれしいことに、今から勉強をはじめても前述の試験予定表からすれば、まだ来年の就職に間に合うものが多い。特に自己アピールできるところのない人は、今からでも少しがんばって、これらの資格取得に挑戦してみるとよいであろう。今回採り上げた試験は日程が重ならないので、同時に二つ以上のライセンスホルダーになるのも夢ではない。

 ただ、一級でも取得しない限り、これだけで就職が決まるという決定的に強いものではないことに注意してほしい。ビジネス資格は就職に役立つのかという今回のお題に対する解答としては、「決め手とはならないが、自分をアピールするための一つの武器としては大いに役立つことが多い」といったところであろうか。

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