現在の取得資格総数・・・・・380個以上(平成18年10月現在)
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はじめに

 就職シーズンも真っ盛り。各地でセミナーが開催されているほか、実際に採用一次試験が始まっている会社もあるという。エントリーシートなども手元に届くようになり、履歴書と同様になかなか埋められないと悩んでいる人も多いのではないだろうか。

 そこで、今回はその中の資格・免許欄をどのようにすれば上手に埋めることができ、採用側に「この人とは一度話をしてみたい」と思わせることができるかについてお話をしよう。知っての通り、エントリーシート等は書類選考の一種の手段であり、これを上手に利用して自己アピールすることが就職を成功させる重要なテクニックの一つである。いかにして、自分と他人との違いをアピールできるか、一度はじっくりと考えてもらいたい。資格欄だけでも十分にアピールをすることができる。




資格の駆け込み需要

 
近年、六月・十一月と並んで二月が資格試験シーズンの一つのピークとなっている。これは、資格試験の主催者側が、就職の際の武器として「資格」を利用してもらいたいことの一つの現れである。この時期に駆け込み受験する学生も多く、双方の利益が合致する形で実施されている。例えば、日本商工会議所主催の簿記検定が最近二月にも試験を実施するようになったことは、よい例といえよう。

 しかし、今回採り上げたいのはそのような一般的な試験ではなく、もっぱら自分をアピールするための資格試験である。先日も、ある資格試験の講習会場においてこの時期は「就職用に受講する学生さんが多い」と講師の先生が発言していた。就職という観点から考えれば、資格は一般的な能力を表すものだけではなく、自分の興味、関心のある事項を採用者側に示す一つの手段であるといえよう。ちょうどお花や日本舞踊の免許を有することを記載するのと同じである。ただ、今からこれらの勉強をしても間に合わないという人は、次にあげるいくつかのパターンを試してみるのはどうだろうか(これらの資格試験は今からでも十分就職用に間に合うものばかりである)。


表1 業界別・アピールできる資格・検定試験一覧

業界名 資格・検定試験名
自動車業界 国内B級ライセンス・普通自動車以外の運転免許
・自動車整備士
金融・証券業界 銀行業務検定・金融業務能力検定・簿記検定・税理士・公認会計士・証券アナリスト
建設業界 建設業経理事務士・CAD利用技術者
不動産業界 宅地建物取引主任者資格試験・不動産鑑定士
・司法書士
旅行・運輸業界 旅行業務取扱主任者・実用英語技能検定
流通業界 通関士・情報処理技術者・商業英語検定
情報・通信業界 情報処理技術者・MCP・工事担任者
食品・外食業界 栄養士・調理師・食品衛生責任者
メーカー業界 公害防止管理者・衛生管理者・危険物取扱者・ボイラー技士・各種の作業主任者
マスコミ業界 TOEIC・行政書士・陸上無線技術士
医療・福祉業界 介護福祉士・社会福祉士・医療秘書検定
・ケアマネージャー

 


自動車業界

 
自動車大国ニッポンにとって、自動車業界は多大な職の数を提供する業界である。これらの一種に応募しようという人にとってお勧めなのが「国内B級ライセンス」である。普通運転免許を所有し、JAFの会員になって、講習を受講することが取得できる。実技試験はない。

 こういったライセンスを取得していることで、自動車にたいする自分の関心を資格という形で裏付けて、自己アピールすることができよう。


金融・証券業界

 
金融業界はマスコミと並び人気の高い業界で、倍率も高い。金融ビッグバンが進むにつれて業務が多様化し、ますます競争が激しくなるものと思われる。金融業界にとってお勧めなのが「銀行業務検定」「金融業務能力検定」などの業界資格である。一般にはあまり知られてはいないが、業界では知らない人のいない資格であり、一般人も受験できる。

 これらは通常入行後に通信教育等で勉強させられるものであるが、入行前に有していると実務能力をアピールできるほか、企業側にとっても通信教育の経費がかからないなどのメリットがある。このように、業界内でしか知られていない資格を所有することは、自分の関心の高さを示す大きなアピールとなるであろう。


建設・不動産業界

 
皆さんはあまり知らないかもしれないが、建設関係の会社では特定の資格を有している人が一定人数いることが義務づけられていることが多く、資格の取得を奨励している。有資格者への手当の支給も行っている。

 このような資格で、皆さんでも比較的容易に取得できるのが「宅地建物取引主任者資格試験」「建設業経理事務士」であろう。特に後者は現在どの企業においても資格者不足が問題となっている。これらにダブル合格をすれば、相当なアピールとなるであろう。


製造業界(メーカー)

 
工場などで働いたり、研究職に就きたいという人も、資格でアピールすることができる。特に近年は環境、安全が問題となっているので、「公害防止管理者」「衛生管理者」「環境計量士」「作業環境測定士」などの資格を取得しているとアピールになるであろう。

 また、定番の「危険物取扱者」「ボイラー技士」や、講習会で取得できる「作業主任者」「玉掛技能者」の資格なども関心を示すという点ではアピールにナるであろう。

まとめ

 以上述べてきた資格は、これだけで就職できるというものではなく、自分の業界にたいする関心を示す手段として使ってもらいたい。「資格取得=就職内定」というわけではなく、「資格取得=就職の際のアピールする点の裏付けができた」というぐらいの気持ちでいた方がいい。ただ、この裏付けがきっかけとなったり、自信につながったりすることが多いため、「資格取得=就職内定」であるかのように思われるのである。

 その他、今回採り上げたもののほかにも、自分のアピール点を裏付けるために資格を取得するとよいであろう。例えば、サッカーが好きならば「サッカー審判員」の資格を取るとか、お酒が好きなら「きき酒士」「ワインアドバイザー」「ビアテイスター」等の資格を取得するといったように、趣味や特技に関する資格を取るのも考慮に入れるとよいであろう。また、子供が好きという長所を裏付けるのに「チャイルドマインダー」の資格を取ったり、世話付きでボランティア活動をしているということを裏付けるのに「ホームヘルパー」の資格を取得したりするのも一手である。

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