SOHOってなに?
「SOHO」という言葉が、テレビや雑誌によく採り上げられるようになり、この言葉もすっかり浸透してきたように見受けられる今日この頃。「初心者ですが、在宅で仕事を始めたいのだけど、どうすればよいのか教えてください。」「資格って必要ですか?」といった内容の質問を私自身もよく受けます。確かに、資格を取ってもそれを現実に自分の生活の中で活かせなければお金にはつながってきませんし、第一おもしろくありません。
SOHOの魅力と可能性
SOHOという世界は、一種のギャンブルの要素があります。新しい分野を開拓したり、ちょっとしたアイディアを活かすことができれば、大成功することだってできます。私自身も「資格」ということに着目し、現在は原稿の執筆や各地での講演などさまざまな仕事をいただいております。皆さんにだって何かできるはずです。
そこで、まずは自分はどんな仕事をしたいのか、自分は何ができるのかということをよく考えてください。なかには、SOHOでできる仕事には、どんなものがあるのかもよく分からないという方もいらっしゃるかも知れませんが、とにかく、仕事をしようと思ったらその仕事に対する情報を集めましょう。SOHOに関する本・雑誌、インターネットでのサイトなど等を参考にするとよいでしょう。
SOHOを始めるにあたり・・・
在宅で、仕事をしていきたいと思ったきっかけは、人それぞれ千差万別だと思います。ただ、人には、どんなものに対しても向き・不向きというものがあります。まずは、自分の性格は、本当に在宅ワーカーに向いているかどうかを確認しておいた方がよいでしょう。
もし、あなたが約束を守れない、人から秘密と言われるとつい他人にそのことを話してしまうような口が軽い人だったならば、残念ながら性格的に向いていないのであきらめたほうがよいでしょう。
また、在宅で仕事をするわけですから、仕事ができる環境を整えなければいけません。パソコン・プリンタ・FAXなどは必需品です。その他、仕事用の自分名義の預金口座、名刺、送付状(書類用・FAX用)・見積書・納品書・請求書などの最低限仕事に使う関係書類については事前に用意しなければなりません。したがって、ある程度の資金を準備できなければなりません。
さらに、初心者だからという理由だけで(仕事を取りたい、自分の仕事に自信がない)、安易に非常に安い単価で仕事を請負ってしまうこともありがちな失敗になります。初心者であろうと経験者であろうと仕事に対する責任と品質は、同じものが求められます。安い単価だからミスがあっても許されるというものではありません。初心者であっても、自分の仕事に自信とプライドをもてるように準備を整えてから在宅ワーカーとしてスタートしましょう。
まとめ
SOHOに関してはインターネットの分野が発達しており、種々のサイトがあります。まずは、成功している先輩の例を参考にみてみて、「自分ならば何ができるのか」ということをじっくりと考えてみましょう。
あとは、あまり大成功したいと思わないことです。自分の好きなことをやってお金がもらえるというのだけでもすごいことではないでしょうか?大した金額にならなくても、毎日が充実し、自分自身で生きがいを見つけることができることの方が、人生全体を通じてみればずっとプラスになります。下調べをして、じっくりと考えてみましょう。皆さんにできることもきっとあるはずです。
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