現在の取得資格総数・・・・・380個以上(平成18年10月現在)
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はじめに

  国際化社会の到来により、外国に出かける日本人、又は外国から日本にくる人々が増え、日本語以外の外国語をある程度話せることが常識になりつつある。「パソコン」と並んで、「語学」ができることは多くの企業における採用の基準になっている。中でも世界の公用語ともいえる英語については、ほとんどの人が中学・高校で勉強することもあり、一定のレベル以上でなければお話にならない。「私は英文科ではないから」とか、「外資系の会社は受けないから」といういいわけはもはや通用しない。

 こうした中、自分の英語力を客観的に証明するため、多くの資格試験が設けられている。しかも、通常の英語能力を試すばかりではなく、通訳や翻訳など専門的な資格試験も数多く実施されている。別表に分野別に英語の資格試験の一覧を示す。帰国子女である私自身も、これらのほとんどに合格している。そうした経験から、今回は「どの英語検定が一番か」というランキングを、いくつかの視点から示していこうと思う。




表1 英語に関する資格・検定試験一覧

資格名 検定名
総合的英語資格 実用英語技能検定・国際連合公用語英語検定・TOEIC・BETA・ベルリッツ英語検定・G-TELP・ビジネス英語検定・全商英語検定・全日本英語学力検定・ピットマン英語検定・ケンブリッジ英語検定
専門的英語資格 商業英語検定・工業英語能力検定・TEPテスト・国際秘書検定・オフィスコミュニケーション検定・旅行業英語検定・観光英語検定
留学用英語資格 TOEFL・GRE・SAT・GMAT・IELTS・ACT
通訳系英語資格 通訳案内業国家試験・通訳技能検定・ボランティア通訳英語検定・英語ビジネス通訳者認定・オーラルコミュニケーション検定
翻訳系英語資格 ほんやく検定・翻訳基礎能力検定・翻訳技能審査・TQE・バベルプロフェッショナルランゲージ検定

 


難易度

 
英語の資格試験の多くは、その検定試験の中で難易度のランクを設けているものが多い。一級から五級までのランクを設けている実用英語技能検定(通称英検)などが典型例である。

 一般的にはこの実用英語技能検定の一級が最上位と思われがちだが、これよりも難しい英語検定試験はたくさんある。例えば、国連英検の特A級や通訳案内業国家試験は英検一級よりもだいぶ難しい。私なども通訳案内業国家試験の二次試験(面接)において「『わび』と『さび』の違いについて英語で説明しなさい」と質問されて大変だったのをよく憶えている。また、通訳技能検定一級や翻訳技能審査の一級は、合格者が一年に一人出るかでないか程度の難関資格であり、ここまで取得できれば通訳・翻訳として食べていくのに困らない。

 さて、履歴書に書いて評価の対象となる一般的なラインとしては、実用英語技能検定ニ級、国連英検B級、TOEIC600点、商業英語検定C級、工業英語能力検定三級程度である。英語を武器にしたい場合には、さらにこれよりも上位の級を取得したい。


実務重視度

 
英語の資格試験は、その人の実務における英語力を示すものである。従って、英語の資格試験を比べる際の一つの視点として、実務をどの程度重視した試験なのかというのは重要である。

 この点、通訳案内業国家試験や通訳技能検定、ほんやく検定、翻訳技能審査などの通訳・翻訳に関する資格は、まさにその業務の能力を問うているものなので、実務を徹底的に意識した試験であるといえよう。

 これに対して、実用英語技能検定は試験制度が少し変わった現在も実務とはほど遠いといわざるを得ない。まだTOEICの方が実務的であるが、これも十分とはいえない。

 実務を徹底的に重視した試験として有名なのがBETAや国際秘書検定、商業英語検定である。自分の選ぶ業界によっては、工業英語能力検定、旅行業英語検定、面接試験のみのオーラルコミュニケーション検定なども実務重視であるといえよう。


知名度

 
知名度からいえば、文部省認定の実用英語技能検定がダントツで一番である。また、通訳案内業国家試験は語学で唯一の国家資格であり、これについてもどこの企業でも必ず評価される。その他、文部省認定又はこれに匹敵するような公的資格としては、工業英語技能検定、商業英語検定、英語ビジネス通訳者認定、翻訳技能審査などがある。

 また、民間資格ではあるが、TOEICとTOEFL、国連英検については知名度が高く、どこの業界・どこの企業でも評価をしてくれるであろう。


お薦め度

 
企業に就職という点をとるならば、やはり実用英語技能検定とTOEICが二強である。前者は圧倒的な知名度と歴史があり、後者はヒアリングを重視した実務的な試験だからである。特に、TOEICは二ヶ月に一度の割合で実施され、過去の一番良いスコアを履歴書に記入すれば良いのであるから、就職活動を行う一年ぐらい前から毎回受験しておきたいところである。少し受験料が高めなのが痛いところである。TOEFLはあくまでも留学用の試験であるので、就職には余り実益がない。

 転職したり、社内でのレベルアップを目指すのであれば、上記にあげたものの他、その企業における専門分野に関する英語検定を受験すると良い。この他、企業が海外に人材を派遣する際に必要とされる英語力を測定するためのBETAが個人的にはお薦めである。


まとめ

 以上述べてきたように、総合的に現在一番といえる英語の資格はTOEICであろう。
TOEICには合格・不合格のような基準はなく、客観的に自分の英語力がどの程度のものか測定することができる。また、先述のように、二ヶ月に一度と受験できる機会も多く、自分の納得いくスコアがでるまで何度でも受け直せるというメリットがある。市販の教材や学校の対策講座も多く、是非早いうちから何度か挑戦したいところである。

 今回採りあげたものの他、最近は間接的に自分の英語力を示す方法がある。即ち、米国公認会計士(CPA)や米国税理士(EA)、米国技術士(PE・FE)などの海外資格を取得することにより、これらの試験で出題される内容程度の英語力があることを示すことができるのである。近い将来、競争の中で生き残っていくためには語学力以外の能力、即ち英語プラスアルファーの能力が必要となってくるであろうが、これらの資格の普及・人気上昇はまさにこれを先取ったものであろう。

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