はじめに
世の中テストが大好きという変わった人もほとんどなく(私はその一人だが・・・)、大抵は胃がいたくなる人の方が多いはずです。そこで、今回はこの嫌なテストをいかに上手に乗り越えるかについて、10のテーマをあげつつ説明したいと思います。
第1条 合格するという強い意志を持ち続けよう
まず何よりも大切なのは、「合格するのだ」という強い気持ちを持ち続けることです。これさえあれば、苦しいときや嫌になったときにも立ち直ることができます。まさに、「初心忘るべからず」です。
第2条 試験では満点を取る必要はない
どんな試験でも、満点を取る必要はありません。皆さんの目標は試験で満点を取ることではなく、ぎりぎりでもいいから「合格点」を取ることです。細かい知識は捨て、毎回出題されるような大事なところをしっかりと勉強して下さい。
第3条 教材の浮気はしない
何冊ものテキストを調べながら勉強する人がいますが、まずは1冊のものを最後までやることを目指しましょう。どのテキストも合格できるように作成されていますので、1冊をマスターするだけで実は十分なのです。
第4条 あやふやな10の知識よりも確実な1の知識
とにかく早くテキストを読み終えようとしてどんどん先にいく人を見かけます。しかし、これでは実際に問題を解くときに、痛い目にあいます。
第5条 暗記は早い時期からにとりかかること
試験勉強をしていると、丸暗記しなければならないこともでてくることでしょう。ただ、「どうせ忘れるから」といって後回しにする人も結構いるようです。試験直前には、もっとやることがありますので、さぼらず早めから取りかかりましょう。
第6条 得意科目を伸ばそう!
よく不得意科目をなくすことが合格の秘訣だといわれますが、必ずしもそうとは限りません。どこで1点を取っても同じ1点なのですから、得意科目を伸ばすことも必要です。この方が勉強をする気にもなりますしね。
第7条 問題はプレッシャーの中で解くようにする
試験会場では緊張したり、隣の人の行動が気になったりします。普段からこういうことになれるために、自習室や図書館など大勢の人がいるところで問題を解く練習をしておきましょう。緊張感の中で問題演習をしなければ効果は半減します。
第8条 本試験ではわかる問題から手をつける
よく言われることですが、これも大切です。とにかくできるものから手をつけて、「ああ、これで○○点確保した」という安心感を得ましょう。不安感の中で問題を解くのと、心理的にだいぶ違いますので、重要です。
第9条 一度決めた答えは原則として変えない
試験時間があまると、通常は見直しをします。しかし、よほどの勘違いでない限り、最初に選んだ答えを変えない方が賢明です。人間の直感というのは結構すごいもので、変える前の答えの方が正しかったということがよく起きます。
第10条 試験中は小道具を利用するのも一手
試験中に使える小道具は全部使いましょう。最近の問題はパソコンで作られているので、図を定規で測るだけで正解の分かる問題もあります。また、緊張をほぐすために、あめ玉をなめるのも一つの案です。
まとめ
以上、いろいろと述べてきました。「数点差で落ちた」という悲劇を避けるためにも、皆さんも最善の準備をするようにして下さい。
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