現在の取得資格総数・・・・・380個以上(平成18年10月現在)
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テレビでやっていた「マジカルバナナ」をネット上で実現
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はじめに-(WBT)の現状と将来

 資格試験が流行するに従って、自分にぴったりの資格が選べるようになったと同時に、その資格の勉強法方法自体も変わってきました。従来は、参考書を買ってきてこれを隅から隅まで読んで、過去問が出版されているものについては何年分かといてみるというのが主流でした。大手の資格予備校が登場することによって、スクールや通信教育で資格を取得するという流れもできましたが、これも今では当たり前となってきました。

 そこで、ここでは現在最も新しい勉強法、すなわちインターネットでキャリアアップを目指すWBT(Web Based Training)の現状と将来について紹介することにします。最近では、これに関する第一人者として、取材も増えています。新しい方法だけに、「本当にこれだけで合格できるの?」とか、「パソコンはどの程度できる必要があるか?」などいろいろ疑問もあるでしょうから、この際まとめることにします。なお、このページの内容は、2000年8月現在のものです。




1.インターネットで受験できる試験

 
WBTは、従来資格試験自体のオンライン受験化から始まりました。現在、インターネットで直接資格を実施しているものとして、インターネット実務検定とインターネットウェブアドバイザー、パソコンネットワ−ク利用技術認定、デジタル技能検定などがあります。今年になってインターネット旅行情報士など、各種業界におけるオンライン資格もスタートしております。

この他にも各地にある試験センターなどでオンラインで受験できる資格試験もあります。たとえば、IT関連のもの(MCP・オラクルマスター・その他企業の実施する資格)やTOEFLなどの外国語の試験があります。

その他、今後のことですが、TOEICなどは近い将来オンライン化されると思います。また、米国CPAや米国税理士などの資格をオンラインで受験できることになるでしょう。これにより、世界中の誰でも簡単に受験できるようになります。マークシート式の試験は、いずれすべてオンライン化されるかもしれません。現に、アメリカでは多くの試験がこう変わってきています。


2.WBTの利点

 
試験自体がオンライン化されていない資格試験についても、最近では資格試験の講義を聴いたり、問題演習ができたりするページがたくさんありますので、今やあらゆる資格の勉強がインターネットで可能といえます。WBTという場合には、通常こちらの方を指します。

 ネットでスキルアップ・資格取得・キャリアアップすることの利点はいくつかあります。まずは、勉強に関して、時間と場所の制約を全く受けません。家でも通勤電車の中でも、パソコンさえあればいつでも勉強することができます。

 次に、通常の場合、WBTではコンピュータの中の先生と対話形式で勉強していきますので、まるで教室の中でマンツーマンで教えてもらっているようなバーチャル体験をすることができます。どうしても全生徒の中間レベルに併せざるを得ない集合教室型の授業と異なり、各人のレベルやペースで学習を進めることができます。一種の家庭教師・個別指導のようなものですね。多くのサイトでは、アクセス状況やテストの結果なども毎回ログとして残りますので、瞬時に自分の進捗状況や理解度をチェックすることができます。

 そして、「双方向制」という大きな特徴があります。メールやチャット、掲示板を通して、わからないことを遠慮なく質問することができます。郵便を使った通信教育だと返事が届くまでに2週間も3週間もかかることがありますが、ネット学習だとかかってもせいぜいメールが返ってくるまで2、3日です。

 また、自分一人で学習する場合は、やる気を継続させるのが一般的に難しいですが、メンテナンスをするアドバイザーなどがいたりするので、悩みを相談できますし、時には励ましてもらえます。当然学習者同士の交流の場などが掲示板という形で用意されています。この点はスクールでの学習と何ら劣ることはありません。

 もちろん、ビデオやカセットテープのいらない分、オンラインでの資格試験の勉強は、一般的には通信教育よりも安くおさえられているのも利点の一つです。現実的にはパソコン能力はほとんどいりませんので、簡単な基本操作さえ覚えれば、だれでも利用することができます。結構年輩の方でも、WBTで学習している人の話を私自身もよく聞きます。

 さらに、あまり有名でない、受験者の少ない資格試験については、書店などへ行っても受験参考書などがほとんど出版されていないことが多いため、実際に資格を取ろうと思った場合には、経験者の話を聞くというのが一番合理的な方法になります。他の人の体験談などが、本という形でも出版されている大手の資格試験に対し、このような場合にはインターネットでの情報収集がとても役に立ちます(まあ、これはWBTとは直接関係ありませんが・・・)。

 資格試験では、取得に要した方法は合否とは関係ありませんので、インターネットで勉強をした人も、スクールで勉強した人と同等の評価を受けることができます。むしろ、インターネットで勉強したことをいって、自分のパソコン能力などを逆に自己アピールすることだって可能です。



3.WBTの欠点

 
ここまでは、WBTの万能性、いい面ばかり書いてきましたが、当然のことながら上手に利用できなければWBTにも多くの欠点があります。ここでいくつか挙げてみることにしましょう。

 ところが、地方公務員などには中小企業診断士になるために別のルートが用意されている。中小企業事業団が実施する養成課程を修了すれば無試験で資格を取得することができる。養成課程は長期間にわたる長いものではあるが、何年も試験を受け続けるよりはよほど手っ取り早い、公務員だけの特典なのである。

 まず、高速回線がまだ完全に整備されていない日本の現状においては、動画や音などの重いデータはどうしても配信しにくくなります。従って、現状では完全にウェブ学習だけでは不十分で、何らかの形で自分で紙媒体を使って学習を補う必要がある資格試験が多いです。もっとも、近い将来この問題は解消されるでしょう。

 次に、一定の著名な資格試験を除いて、オンライン模擬試験や問題演習などがまだまだ充実していない点です。試験情報が少ないものもあります。これについても、今後が期待されます。

 また、最も気を付けなければいけないことの一つが、インターネットでの情報をそのまま鵜呑みにしないことです。先述のように、資格に関する情報が調べられるというのはインターネットの大きな長所です。しかし、情報も客観的部分(試験科目・試験時間など)はともかく、その人の主観の部分はあくまでも主観として受け入れることが大切です。たとえば、「簡単」「難しい」等の評価は、人それぞれで異なるわけですから、人の書いたことをそのまま信じるのは得策ではありません。中にはデマの情報も流れていることはあるのです。あくまで意見をまとめた上で、最後に自分で判断するしかないということをちゃんと自覚しておいてほしいと思います。ウソっぽい情報があったら、専門の人に質問をするなり、他にそのような情報が載っているページがないかを検索してみたりする必要があると思います。

 さらに、特に実技試験が課される資格試験においては、オンラインで準備をするのはなかなか難しいと思います。しかし、試験ではどのような順でどのようなことをやらされて、何ができたら合格するのか、という情報を収集するだけでも大きな収穫なのです。ですので、情報をインターネットで収集して、その情報をもとに自分で勉強をするといった役割分担をはっきりと自分の中で決めておかなければなりません。

 一般的に、WBTを業務として行っているホームページに関しては、信頼をしていいと思いますが、その試験に関する一定の専門家以外の場合には、あくまでも参考意見として聞く姿勢を持っておいた方がいいと思います。


まとめ

 以上のように、現状では問題演習など限られた分野でしか完全には機能しませんが、WBTを「学習手段の1つ」として位置づけることには大きな意味があります。ですので、自分にとって一番有効な形で利用するとよいでしょう。人によっては有効度が0%ですし、人によっては100%である、というのが現状でしょう。実体を調べるには、一度無料体験ページなどをみてみるとよいでしょう。将来的にはもう少し整備されるでしょうから、ウェブだけでの100%学習が可能になると思います。

 情報収集に関しては、とにかく有資格者・受験経験者を見つけることです。その試験名で検索をかけてみるなり、専門の資格アドバイザーに相談してみるなりして下さい。百聞は一見にしかずです。

 将来の予測ですが、まず資格試験の受験の窓口は広がっていく一方だと思います。いずれ、毎日どこかで各種試験を受験できるようになると思います。合格者の人数を一定以上にできない試験は別ですが、一定の知識や技術の有無を試す検定試験などでは、どんどんオンライン化が進んでいくと思います。(現在のアメリカ資格参照)。通信制の大学もこのようになっていくかもしれません。

 次に、合格を支援する側ですが、現在の通信教育制度はここ2