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2011年3月アーカイブ

来週の月曜日、平成23年4月4日にテレビ東京系列の番組「レディース4」にゲストとして出演することになりました。春からはじめたい主婦向けの資格を紹介します。

柴利夫さんが司会をしていたころに、ずっと前にもこの番組には出たことがありますが、今回から大島さと子さんが司会ということで、第1回のゲストという名誉ある大役をおおせつかりました。女優の藤吉久美子さんとも共演です。生放送なのでいろいろ時を使いそうですが・・・。

1600~1700の60分番組です。関東だと地デジ7チャンネルですので、よかったら見てください。

【番組のサイトはこちら】

報道等でたくさんいわれているようだが、水道水に対する不安から人々がミネラルウォーターを買い占めているとか・・・。

私は水に関する資格・検定試験も4つほど受けてきたが(水検定など)、日本の水道水の基準はかなり厳格になっているので、それほど心配することはない。そんなに気にするのだったら、風呂にも入るな!顔も洗うな!歯も磨くな!ということになってしまう。

だいたい、ミネラルウォーターだって、「六甲の水」とか外国産とかでなければ同じように汚染されているかもしれないじゃないか。そんなに気にしていたら何だって飲めないだろう?

避けたことがいいといえばその通りだし、リスクはなるべく少ない方がいいことは言うまでもない。しかし、本当に必要な乳児を育てている家庭などに優先して与えられるようなシステムを各小売店などで行えないものだろうか?

これからの行政に期待するしかない。

 

この春、引っ越しをしようと思う。まあ、きっかけについてはプライベートな事情もたくさんあるので、ここで書くことは控えることにする。

引っ越しの時に便利な資格等はあるかどうかは定かではないが、少なくとも家の中を整理したり、無駄なものを処分したりするのにはいい機会である。「整理収納アドバイザー」などの資格を勉強しておけばよかったかな?

自分で引っ越す場合には「中型免許」があると便利。昔の普通運転免許であれば4t車などは普通に運転できるので、自分で引っ越すことも可能である。ただし、普段からやりなれていないことを行うとリスクも伴うが・・・。

引っ越すときに一緒に行っておきたいこともある。たとえばピアノの調律など。この場合は、調律師の資格があれば自分でやることも可能であるが・・・。

もちろん、電気製品などの家具の買い替えも必要になる場合がある。東京では計画停電を行っていることもあり、家電アドバイザーなどがあると便利かもしれない。

まあ、いずれにしても、引っ越しに資格があってもあまり役に立たないことがわかった。業者に任せた方が安心かもしれないね。

 

昨日までいろいろと書いたが、日本には発電に関する資格制度がない。これは、ライフラインに関することは基本的には独占事業として請け負っているためという理由と、電気というのは危険性が伴うからであるという理由に基づくものと思われる。

しかし、夏にはさらなる大規模な計画停電がおこなわれることになるであろう。そうすると、知識や技能を持っている有資格者が活躍することが期待される。

たとえば、電気工事士や電気主任技術者、電気施工管理技士などは忙しくなる可能性がある。太陽光パネルつきのマンションの建設なども今後は前向きに考えられるからである。

同じ意味で、そういった物件の販売を手掛ける宅地建物取引主任者や、そういった物件を建設する建築士、建設施工管理技士、技術士などもこれから需要が増えてくる可能性はある。

いずれにしても、技術系の人にとっては今回が商売を考えるチャンスである。みんなでいいアイディアを出して、この非常事態を乗り越えるようにしなければならないと思う。

電力を確保していくためには、今後は太陽光発電をもっと普及させるべきである。ただ、日本ではこれに関する国家資格などは存在しない。

太陽光発電システムなどの施工資格の導入を検討しているのは、太陽光発電システムの業界団体である「太陽光発電協会」ぐらいである。この協会は日本の太陽光発電設置補助金の事務作業を一手に引き受けているところではあるが、事業仕分けの対象となったことでも有名である。

確かに、太陽光発電の施工は屋根に重大な損傷を与える可能性があるので、一定の基準を設けるべきである。そこで、経済産業省などが中心となって太陽光発電システムを施工するためのガイドラインを策定し、それに基づく国家資格を作るべきである。というか、これが不可欠になっているといえよう。

この資格制度が普及すれば、太陽光パネルの設置も進み、計画停電対策にもなると思われる。というより、今回の停電のせいで、自宅にも太陽光パネルを設置したいと思うようになった人も少なくないはずである。

エコポイントもエコカー減税も納得ではあるが、本当は太陽光発電システムの導入にもっと国からの補助金を使うべきではないだろうか。資格制度と合わせて、緊急の対策が必要となっている。

現在、福島第一原子力発電所の影響で、東京電力管内では計画停電がおこなわれている。前代未聞の事態ではあるが、そう簡単に事態が改善することもないので、電力需要が高まる夏に向けて対策が不可欠となっている。

ecoに関する資格・検定試験としては、東京商工会議所が実施している「eco検定」が有名である。ここでは節電だけではなく、環境にやさしいこと全般が学べるようになっている。

また、資格・検定とはいえないものの、インターネットなどでは省エネや節電に関する知識を問う検定試験がいくつか見受けられる。

いずれにしても、みんなが協力して節電に努力しなければならない。そのためには、みんながある程度の知識を共有しなければならないことは言うまでもない。こういった教育が普及することを願っている。そのために、民間の検定試験などが果たせる役割はきっとあるはずだ。

1月に受験した「社会常識能力検定1級」の合格証書が届いた。就職支援の一環でこの検定試験の有用性を調べるためにいきなり1級を受験したが、何とか合格できた。

驚きは、主催の全国経理教育協会からの合格証書。現在の協会の理事長だけではなく、会長の「麻生太郎」氏、そして名誉会長の「森喜朗」氏も連名で証書に署名してくれていた。ここ10年ぐらいで内閣総理大臣をやったことのある人が二人もいるというのはすごい合格証だ。

数多くの資格(特に国家試験)に合格すると、合格証書に所管大臣などの政治家の署名が載っていることが多い。これで新たに2人の有名政治家のサインを得たことになる(別にこれが目的ではないが・・・)。

ちなみに、麻生元総理は字も達筆だと聞いていたが、なるほど書名として書かれている字もうまい。政治家になりたいのであれば、字の練習もしなければならないでしょうね。

 

福島第一原子力発電所では大変な問題が続いています。ただ、現場にいるプロフェッショナルの方は必死になって、命をかけて頑張っています。皆さんも冷静に、あたたかいこころでそれらの方々を声援いたしましょう。

さて、原子力発電所に絡む資格・検定試験については、さすがの私もあまり取得していないのであまり詳しくないですが、一般的には以下のようなものが考えられます。

「原子炉主任技術者」
原子炉に関するプロフェッショナル資格。筆記試験と口頭試験からなり、まいとし20名程度しか合格しない難関試験の一つ。

「放射線取扱主任者」
原子炉に限らず、放射線障害の防止を管理・監督する職務に携わる人が取得する資格。第一種から第三種に分かれて実施されている。

「作業環境測定士」
作業環境測定のデザイン・サンプリング・分析など行うプロフェッショナル。第一種と第二種に分かれて実施される。

「環境計量士」
濃度の計量や計量管理に必要な知識を判定する国家試験。濃度関係と騒音・振動関係に分かれて実施される。

ほかについては複雑でよくわかりませんが、福島第一原子力発電所ではさまざまな有資格者が日々頑張っています。当該分野に関してはプロフェッショナルです。彼らの知識や技術を信じて、無事を期待しましょう。

 

 

今回の震災のように、非常時に活躍できる資格というのも多数あります。今日はこれを紹介しましょう。

1 医者・看護師・救急救命士など
これらは言うまでもありません。

2 各種語学検定
被災しているのは日本人ばかりではありません。外国の方と意思疎通を図る必要があります。

3 保育士・教員免許・チャイルドマインダー
子どもたちの笑顔と元気な声は、被災者を明るくします。こういった環境を作る上で有資格者は不可欠です。

4 ホームヘルパー・介護福祉士
お年寄りや障害を持った方も多数被災しています。こういった人は日常的に手助けを必要としています。

5 臨床心理士・心理カウンセラー・精神保健福祉士
被災者は心も落ち込んでいます。心理療法が必要となってくる場合もあります。

6 調理師・栄養士・管理栄養士
炊き出しなども行われていますし、栄養補給がとても重要です。健康こそが最も大事でしょう。

7 クレーン運転士・ファークリフト運転技能者等
各種の重機を運転できる技能者が必要です。再スタートを切るためにはまずは片付けが必要ですから・・・。

8 電気工事士・電気主任技術者等
停電となっている地域に電気を通すことが最も重要なことの一つでしょう。

9 アマチュア無線技士・陸上特殊無線技士等
電話等が通じにくい現状では、他の地域との連絡にはこれも便利でしょう。

これから復興が進むにつれ、他の有資格者も活躍の場があるはずです。
資格で学んだ知識や技術を生かして、一日も早い復興を目指して頑張りましょう。

 

連日のように、福島にある第一原子力発電所での放射能を心配するような報道がなされているが、基本的に現在のところ皆さんの心配しているような大きな問題ではない。マスコミの中でも知識のない人たちが騒いでいるが、現在のミリシーベルト単位の放射性物質では、キチンと気をつけて避難すれば、騒ぐほどのことではない。

シーベルトというのは、放射線に被曝した際の健康への影響を示す一つの単位であって、1ミリシーベルトというのは1シーベルトの1000分の1にすぎない。現在では数十ミリシーベルトといっているが、東海村の臨界事故で死亡した人などはその千倍以上の放射線を浴びているのであり、これとは次元が異なる。また、放射能の強さは距離が離れれば離れるほど弱くなるのであり、10km以上避難している人たちは十分に安全といえる。少なくとも避難している人にとっての影響は、まだまだ治療としてCTスキャンを浴びたり、エックス線写真を撮影したりした時に比べても危険なレベルではない。

こういった知識はエックス線作業主任者やガンマ線透過写真撮影作業主任者の学習をしたときのものである。資格の学習というのもちょっとは役に立つものだ。皆さんもパニックになることなく、風評被害などに惑わされず、冷静に行動してほしい。逃げる準備をする段階などでは全くない。マスコミの情報も、客観的なデータと人の意見というのはわけて判断するようにすることが大事である。

 

今回の大震災の被災地では様々な検定試験を実施しており、私も受験したものがいくつかある。

まず、昨年受験した「宮城マスター検定」や「多賀城・七ケ浜『わがるすかぁ?』検定」、「西多賀検定」などである。これらはすべて宮城県のご当地検定であり、今回も被害にあわれた方々が多数いらっしゃる地域でもある。検定試験では当地の地理や歴史、文化、人々の様子などを勉強したので、本当に身にしみて「あそこは大丈夫なのだろうか」と思っている。

そのうち、「宮城マスター検定」などは今年の試験の実施日を発表したのが先週の月曜、被災により開催も含めてどうなるのかが分からないが、もし実施されるのであれば、私も現地の会場で受験して、復興のボランティア活動をあわせてすることも検討したいと思う。

 

昨日に引き続き、東日本大震災のためにできることを考えてみたいと思う。

4 義援金について
義援金は今日現在はまだ大々的に受け付けてはいないが、いくつかの方法はある。テレビ局や日本赤十字社などのものは信用性が高いといえるので、こういったところを検討するといいでしょう。

また、Yahooなどでも自分のためたポイントを寄付したりすることが可能である。現金が手元にないという人でも、貯めたポイントの寄付というのは気軽にできることではないだろうか?

5 ボランティアの受付
まだ民間人が現地にいっても邪魔になるだけであり、無力だ。しかし、いずれ片付けなど我々一人ひとりが手伝えることもでてくるであろう。交通網が再整備されることが前提ではあるが、日本人のあたたかさを見せたい。

 

今回の大震災、被災された方々には心からお悔やみ申し上げます。また、東北・関東地方を中心に停電などが起きていますが、被災された方々の苦痛を考えれば大したことはありません。こういう時こそ一致団結、頑張っていきましょう。

これから必要になるのは、被災された方への支援と日本の復興に向けた歩み出しです。こういう時に、資格をたくさんとってきて、その勉強をしてきた私だからこそいえることを書きたいと思います。私たち国民にもできることはたくさんありますので、そういったことから始めてみましょう。

1 節電について
月並みですが、電気は有限のもの。自分たちで我慢できることはたくさんあります。被災地にいる方々はもっと苦しんでいるので、我々も少しずつ我慢をしましょう。

同様に、電話回線も有限です。東京でもまだかかりにくい状況があります。本当に必要な場合を除き、長電話等は極力やめましょう。171などの災害用伝言ダイヤルを有効活用しましょう。

2 冷静な行動
行動心理学の点からも、日本人は他人の行動によって過剰な反応をすることが少なくありません。食料や水を買い占めたりする必要などはありません。こういった行動がデモンストレーション効果により、他の混乱を招くことになります。冷静な行動が必要でしょう。

3 自宅での備えの確認
今後とも余震が起こる可能性は否定できません。家具の点検や消火器の確認などもこの際行いましょう。また、本棚など倒れてきそうなものがある場所で寝たりしないようにしましょう。

昨日までいろいろと書いてきたが、それほど今回のカンニング事件は私には衝撃が大きかった。少なくとも「Yahoo知恵袋」などで、試験問題とも思われるようなものについては協力しないことにしようと思った。

試験の監視は強化しなければならないものの、以前にも書いたように、その際のコストアップが受験生に降りかかることには反対である。そもそも試験監督員もしっかりと監視の目を光らせれば、カンニングなどは防ぐことは可能である。受験する側が真剣なのだから、それを試す側も真剣になってあげなければならない。

これからは、各試験団体が、試験監督マニュアルの点検、不正防止策の検討などを行っていくであろう。昨日も書いたように、私自身の経験がお役にたてるのでしたら、協力は惜しみません。資格試験・検定試験が公正に実施され、その合格者が正しく評価される世の中のためだったら・・・。

 

昨日までの例を見ればわかるように、日本の国家試験といえども、まだまだ管理が甘いといわざるを得ない。私が受けた公認会計士試験といえども、試験中にトイレの前までは監督員がついてくるものの、入口で待っている状態でトイレの中には入ってこなかった。もし、携帯電話を持ち込んでいたとしたら、個室の中で不正が行われてもおかしくはないはずである。

試験の運営管理にも限界がある以上、すべてを完全にということは出来ないと思われる。しかし、公務員採用試験や教員採用試験、難関の国家資格などにおいては、受験生も必死である。可能な限りの手を打つべきであるということは、まじめに勉強してきた受験生のためにも必要不可欠であろう。

なお、今後とも模倣犯が出てこないためにも、その他考えられる不正の手口についてはここでは書かないことにする。私がものすごい数の試験を受けてきて得た経験・感想を、今後の試験の公正な運営のために役立てていただきたく、関係団体から協力を要請されたらよろこんで行いたいと思う。

 

ここでアメリカの司法試験の例を紹介したいと思う。世界中から受験者の来る試験だけあって、その不正防止策も徹底されている。

まず、試験会場に持ち込めるものが限定されており、それらは透明なビニール袋に入れなければならない。コートなども持ち込むことができないので、クロークに預けるか、上着なしで受験に来なければならない。つまり、あやしいものをそもそも持ち込めないようになっている。

また、受験生は許可されていないものを持ち込もうとして場合には、入口のチェックにおいて没収されて捨てられることになる。受験前にすべての受験生が、「不要なものを持ち込んだ場合にゴミ箱に捨てられても文句を言わない」という誓約書にサインをさせられるのである。もちろん、携帯電話などの電子端末もこれに含まれており、毎回のように携帯電話をそのまま捨てられるケースもあるという。試験日が近づくと、受験生全員にメールが送られ、「不要なものを持ち込めば捨てるぞ!」と確認されるのである。

試験会場から電話ができないなどの不都合もあるものの、厳正な試験管理を行うために必要なものとされているようである。まあ、法律家を目指す人のための試験だけに、不正には一段と厳しくなるのも仕方はないが・・・。

 

昨日に引き続き、不正の防止策について書こうと思う。

日本の資格試験・検定試験の中でも、不正の防止策はさまざまである。たとえば、不正の典型例といえる「替え玉受験」(他人が本人になりすまして受験する場合)の対策としても、写真付き身分証明書を確認するのは一部の国家試験のみであり、民間の検定試験になると9割方調査すらない。特にインターネットで受験可能な試験などでは、誰が受けたのかは全くといっていいほどわからないのが現状である。

また、携帯電話の持ち込みについても多くの資格試験では「携帯電話の電源は切ってかばんの中にしまっておいてください。マナーモードにすることも認めませんし、時計代わりに机上に置くことも認めません」というのに留まる。携帯電話を提出させたり、別途袋を配って携帯電話を椅子の下に置かしたりするのは、マンション管理士など一部の試験にすぎないのが現状である。

これらも「ここまでいえば受験生はきっとその通りにして、不正を行うことがない」という信頼感のものでやっている。しかし、それでは今回の京都大学のカンニングは防げなかったことになる。

 

今回の京都大学でのカンニング事件を受けて、日本の資格試験・検定試験業界でもしっかりとした対応が必要となってきている。これは試験に対する社会の信用性を確保するためにも不可欠のものといえる。

そういった意味で、昨年に出された文部科学省の「検定試験の評価ガイドライン(試案)」にもかけている部分があることは否定できない。そういった意味で、今回の事件はまさに「想定外」といえよう。

ただ、そうとばかりはいっていられない。特に4月以降に実施される試験に関しては、新たな予防策を考えていかなければならない。また、アルバイトの試験監督員も含めて、試験の公正を維持するための訓練・教育制度も充実させ、試験監督マニュアルなども再検討していかなければならないであろう。

日本の資格試験・検定試験の中にも早くから携帯電話などの通信機器に対する予防策を講じてきたものもあった。これについては明日紹介することにしよう。

 

今回の事件を受けて、一番の被害者は大学側ではない。被害者は他の一般受験生であろう。

今回の事件により、携帯電話に関する規制が強くなり、受験生が不都合を被ることもあるであろう。また、試験監督員などの増員により、その分のコストを「受験料の値上げ」というのによって、善良な受験生が被ることになるのである。全くばからしい話である。

試験というのは客観的な指標でなければならず、そのために実施も内容も公正でなければならない。その結果というのは公正な努力の結果であればこそ、喜べるものなのである。こういったことを受験生も肝に銘じてほしい。二度とこういった事件がないようにしてほしいものである。

カンニングの方法というのはほかにもあることだろう。受験生とのいたちごっこになることは否定できなくても、可能な限りの防止策を事前にとることも今後は必要となるであろう。

私も試験に関する専門家として、要請があれば協力するつもりである。

 

大学は入試自体も慣れ合いになっているのであろう。性善説に立ち、「そんな悪いことをする人はいない」ということを信じ切っているようである。しかし、それでは試験を「監督」している意味はない。

もちろん、性悪説に立ち、人を疑いの目で見ることを教育する側が行ってはならないことはいうまでもない。しかし、入学試験というのは入学してよいかどうかを試すために、公正・公平に行われることが大前提である。したがって、しっかりと「監視の目」を広げることが必要であることはいうまでもない。

取り調べが進むにあたり、判明してきたこともある。これからは防止策が必要である。しかしこれは入学試験に限ったことではない。資格・検定試験の実施についても同じことが言える。そして、これらも今後は変わっていくことになるであろう。

 

京都大学での入学試験における問題は、ついに逮捕ということにつながった。逮捕されればこれから手口も明らかになるであろうが、そもそも「業務妨害罪」での逮捕は必要なのだろうか?少なくとも逮捕の必要性が刑事訴訟法規則からは見受けられないような気がする。あえていえば、「この受験生が自殺するのを防止するため」というのであれば話は理解できるが・・・。

そもそも、今回の受験生が許されない行動をしたことは言うまでもない。数多くの試験をまじめに受験してきた私からも、「絶対に許してはならない」と強く主張したい。ただ、「逮捕」してまで取り調べを行う必要はあるのだろうか、というと疑問も残る。

それよりも、今の報道が一方的に大学側に立っていることは問題である。本日夜に日本テレビにうかがうことになっているが、その場を借りて僕の意見を主張しようと思う。それは「発見できなかった試験監督への処分や、入試の管理体制への反省をのべることもなく、一方的に被害者ぶるのはよくない」ということである。

どのように犯行を行ったかが分からない中で僕もなんともいえないが、いずれにしても携帯電話を使って投稿を行うことをみやぶれなかった試験の実施体制には、十分な落ち度があるであろう。犯人が他の大学でも行っていたのであれば、他の大学も同様の過失がある。

 

この事件の報道を見たときに、「ついに起きたか」というのが僕の個人的感想であった。以前から指摘はあったものの、やった明るみになったというのが現状だろう。

あらゆる試験において、カンニングの危険性というのは否定できない。最終的には個人のモラルの問題ではあるが、これを防ぐための方法を構築していかなければならないことはいうまでもない。しかも学校教育での初期段階、つまり小中学校からである。

試験というのは、人の出来・不出来を評価するものであるが、それは全員が平等な条件のもとで行っていることが大前提となる。カンニングがなされないための工夫を絶対に行っていかなければならない。

大学入試においても、以前には替え玉受験などが問題となり、受験生の本人確認をきつく行うようになった背景がある。今回の問題を経て、入試はどのように変わるのだろうか?