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2010年10月 3日アーカイブ

昨日に引き続き、ご当地検定について書くことにする。

そこで検定試験事業者に問いたいのが、そもそも「何ための検定試験」なのかということである。そこがネックとなっているのではないだろうか。

1 町おこしがテーマの場合
町おこしがメインテーマであったのであれば、地元住民を中心に受験者が集められているならばそれでよし。地元の人にとって魅力ある検定試験作りが要求されるし、学習をすることで地域の良さをよりよく住民に理解してもらうことが必要である。役場の職員や学校の教員なんかは受験を必須にしてほしいぐらいだ。ジュニア試験を作って地域の小・中学生に受験してもらい、地元の公立高校に入る際には優遇措置を設けてもいいぐらいだ。ただ、こういったものは一定期間の継続がなければ、そのあとしらけてしまうだけである。町おこしも一時的では意味がない。過疎化が進むのと同じように、町おこし自体も風化してしまう。

2 地域のPRがテーマの場合
地域を知ってもらうことがテーマであったのであれば、広告費のように、ある程度の金額の投資は必要だということになる。観光地として人を呼ぼうとする場合、地域の特産物を都会で販売しようとする場合などたくさんあるが、検定試験自体は広告だと思って考えなければならない。もちろん、企業の経営が傾けば広告宣伝費も減るというのはよくあることだが、広告費を減らせばお客はさらに減っていき、売り上げが上がることにはならない。悪循環のスパイラルになってしまうことは誰にでも予想できることである。

まあ、たった一つの目的のためにご当地検定を実施している団体は少ない。いずれもこれらの双方の目的を同時に達成することを期待して始めたものばかりであろう。そういった意味で、問題は複雑化しているものと思われる。ということは解決策もまた複雑になっている。

 

 

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