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検定試験開発にかかる「コスト」(その1)

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先週ぐらいに書き続けていた「資格・検定ブーム」の余談である。
記事では「資格試験や検定試験を実施するのにかかる費用がやすくなった」ことが現在の資格・検定ブームの一員となったとしてきしたが、本当にそうである。

10年ほど前、この前の資格試験ブームが終わろうとしていた頃は、全国規模の検定試験を1つ立ち上げるのに3000万円程度の費用がかかるといわれていた。主なコストは試験会場代、PR代、試験問題作成代など、初期投資だけでもたいした金額である。しかも、受験者が少なければ全てリスとなるために、民間企業などで新しく資格・検定ビジネスに手を出そうとする人はあまりいなかった。

ところが、現在では一定のノウハウが定着しているだけではなく、検定試験の新規開発を専門に行うブローカーが誕生するなど、費用が格段に安くなった。インターネットという宣伝媒体がある現在では、先ほどの額の10分の1程度の初期投資で検定試験ビジネスを始めることが出来るようになったのである。いわゆるネット検定だと100万円程度の投資でも可能だ。これなら、TVコマーシャルをやったり、新聞広告を出したりするよりもはるかに安価で、固定的なファン層を拡大するために検定試験を実施しようということも納得がいく。

これのひとつの典型例として、「会社四季報検定」をあげることができる。これは会社四季報を出版している東洋経済社さんが実施している検定試験であるが、主たる目的の1つが「会社四季報」が売れること、そして広く知れ渡ることである。検定試験を実施することで、その試験ビジネスで儲からなかったとしても、宣伝効果は一定程度のものが得られるであろう。

このような例はほかにもある。これが現在の資格・検定ブームの一要因となっていることは争う余地がないであろう。

 

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このページは、資格王が2010年3月22日 05:52に書いたブログ記事です。

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