2010年現在の「資格・検定ブーム」について(その3)
昨日は、資格・検定ブームが終わろうとしていることについて書いた。確かに乱立する多数の検定試験について、今後は規制が加えられる可能性があるといえよう。
この点、文部科学省が2008年10月に公表した検定試験のガイドラインが注目に値する。これは、以前に別に記事でも書いたように、中央教育審議会の答申で指摘されたことを受けてのことだが、「いい検定試験」と「そうでない検定試験」の線引きが行われる時代が2010年代にやってくるであろう。これにより、世の中が一定の資格・検定試験のみを大きく評価する方向に働けば、それ以外の検定試験の多くがつぶれる危険性が大きい。また、つぶれなかったとしても、社会的な評価が与えられない資格・検定試験を受験する国民は少なくなるであろう。
日本漢字検定協会の問題があって以来、資格や検定試験を正しく評価する第三者機関の必要性が高くなっているといえる。何を信頼していいのか、この点を専門家としてこれからも提唱していきたい。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 2010年現在の「資格・検定ブーム」について(その3)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.shikakuou.com/mt/mt-tb.cgi/318


コメントする