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東南アジアの看護師を介護の現場へ(続報)

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 2ヶ月ほど前に、東南アジアの看護師が介護士として働くための資格取得について書いてみた。国家試験が近づいてきたので、またこれについて意見を述べてみようと思う。

【前回の記事はこちら】

とにかく、勉強といっても必要なのはほとんどが日本語の勉強である。現在の制度では、東南アジアからの看護師たちは昼間は働きながら、日本語の勉強をして、しかも国家試験の対策もしているのである。

語学的に一番大変なのは日本語の表記である。インドネシアもフィリピンもアルファベットは学習するのであるが、日本語、特に漢字の勉強はいっそうの負担となっているのである。言葉は話せるようになっても、日本の制度や現場での対応を理解できても、漢字を読めるようになるというのはそれとは別の負担となってしまう。専門用語が多い福祉・医療の分野においては、通常の日本人といえども難解な漢字も少なくない。昨年の受験生の中にも、「敵は国家試験じゃない。漢字なのだ」という人も少なくなかった。

昨年の試験では、EPAの第1陣として来日した看護師候補者104人のうち、82人が受験した。しかし、合格者はゼロだった。当然の結果かもしれない。

こうした現状を改善すべく、こんげつとある民間の支援グループが、厚生労働省などに改善を要求する提言書を提出したのである。ここでは、日本語の研修期間を現在の6カ月から1年半に延ばしたり、滞在期間を6年までに延長し、国家試験の受験機会を増やすよう訴えたのである。

また、先日岡田外相と会談したインドネシアのマルティ外相も、漢字が用いられている試験では合格が困難だと指摘したのである。これに対して、岡田外相は、政府内で検討していきたいと述べた。

最低限、試験問題にふりがなをふる」といった対策は出来るのではないだろうか?これで日本人が不利になるともいえないだろう。現場の仕事でも難解な時が出てきたら辞書で調べたりするであろう。日々使っている用語をすべて漢字で書ける必要もないであろう。

政府で専門家からなる委員会を設けて、早速対応をすべきである。何のための制度なのかをしっかりと考えていただきたい。もちろん、協力が要請されれば、私自身も喜んで他の試験の現状も踏まえて意見を述べに霞ヶ関に行きたいと思っています。

 

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このページは、資格王が2010年1月 9日 13:10に書いたブログ記事です。

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