「省庁再編」と資格試験
省庁再編が行われると、いろんな省庁が統合されたり、分割されたりするので、資格試験業界も大慌てです。一番の心配は、国家資格とかに何か影響はあるのか、今まで取得した資格が無効になったりすることはあるのかといったことでしょう。
国家資格については、認定する機関が変わる場合があります。たとえば平成13年の省庁再編時には、「郵政省」認定の資格に関しては「総務省」認定のものへと変わりました。従って、免許権者や資格の合格証に載る大臣の名称も変わってきます。更新がなければ関係ないですが。
また、学習面からいえば、試験問題に影響を与えます。たとえばかつては「建設大臣」と覚えていた知識を「国土交通大臣」へ、「労働省」と覚えていた知識を「厚生労働省」へと覚え直す必要が前回の再編時にはありました。勉強している人にとっては迷惑な話です(本を出版している人にとってはうれしい話です)。
基本的に、今まで取得した資格が無効になってしまうというようなひどいことはありません。しかし、省庁再編というのは行政のスリム化を目指そうという動きですから、将来的にはよく似た資格や現代社会においてあまり意味のなくなってしまった資格については廃止されていくものと思われます。
資格というのは現代から10年以上先までの世の中の流れを読んで設けられるものですので、新しい資格が誕生するのと同様に、古い資格は現にどんどん廃止されていっています。まあ、皆さんが知っているようなものについては廃止されることもないでしょうし、廃止されたとしても今まで取得したものの意味がなくなるということはないでしょうから、心配する必要はありません。
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