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「景気と連動する資格」は取得時期に注意

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景気の影響を強く受ける資格試験は、取得する時期によってその後の昇給・昇進に影響を与えるといえる。
たとえば、不動産関連の資格試験は、不況の影響をまともに受けているものが多い。バブル崩壊以降「宅地建物取引主任者」資格試験の受験者数は減少傾向にあり、1990年には34万人もいた受験者が現在で早く半数になってしまっている。2000年代に入り、一時的には持ち直したものの、リーマンショックにより再び窮地にたたされている。受験料収入という点から見ても、相当な減収になっているはずである。ほかにも、不動産周辺の地勢や交通の便や道路幅・日照等をもとに不動産の価格を算定する「不動産鑑定士」や、他人の依頼を受けて不動産登記のうち「表示の登記」に必要な土地・家屋を調査・測量して申請手続きをする専門家の「土地家屋調査士」、建築業界の最高峰で建物の設計を行うプロの「一級建築士」など、この業界に関する資格は変革の時を迎えているといえよう。
なお、平成13年から「マンション管理士」試験が実施されているが、初年度は約11万人も申込者がいたにもかかわらず、ここ最近は数万人と激減している。資格を取ってもあまり使い道がないことや、試験の合格率が低いことなどが主たる原因と考えられるが、これは国家資格の中では珍しい失敗例といえよう。
どのような資格が有効化というのは時代背景によっても異なる。同じ資格であっても、有効な時期とそうでない時期があるということはよく理解してほしい。受験前に、市場におけるニーズや業界の動向などをよく把握することが必要であろう。そうでなければ、資格も単なる肩書きに過ぎなくなってしまう。

 

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このページは、資格王が2008年4月14日 19:03に書いたブログ記事です。

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