2008年3月24日アーカイブ
1995年ぐらいからは、「第三次資格ブーム」が始まった。これはパソコンや携帯電話端末の普及が大きく影響している。Windows95が発売されたのを契機にパソコン関係の資格が増え、各地にパソコンスクールが増えて、資格試験対策講座を行ったのである。
そして、パソコン技術が発達するにつれて、現在の「第四次資格ブーム」があるのである。検定試験を会社や個人レベルでも作れるようになってきているので、検定試験の数は年に100以上増えている。また、テレビなどでも芸能人が検定試験を題材としたクイズに挑戦したり、また芸能人が自分の持っている資格をアピールすることで資格による自己啓発を促している。
このように、最盛期を迎えている「資格試験」業界であるが、いいことばかりではない。廃止される資格も毎年いくつか存在するのである。これは、①受験者数が少なくなって、資格試験の運営を行っていくことが困難になったこと、②その技能・専門能力などが社会的に不要になってしまったため、資格自体を実施する意味がないこと、などが大きな原因になっている。
これはあくまでも私見であるが、近い将来多くの資格試験が廃止されることと思われる。人の能力や技術は、たった一回の試験では計ることはできない、尊いものだからである。資格試験の長い歴史にピリオドが打たれるのはまだ先であろうが、これからは本当に意味のあるものだけが生き残っていく、資格戦争の時代へと突入していくのかもしれない。資格選び一つも、やはり慎重に行うべきである。

